投資信託とは専門家に任せる投資

投資信託という言葉も投資を考え始めたらよく耳にすることになるでしょう。では、「この投資信託とはどういったものになるのでしょうか?」また、「投資信託は株とはどのような違いがあるのでしょうか?」そのような疑問について考える前に「投資信託」という言葉の意味を考えてみましょう。

「投資信託」は「投資」と「信託」という2つの言葉から構成されています。「投資」という言葉はその名の通り、お金を株式や債券などといったものに投じることで、その投じた金額よりも大きな金額が返ってくることを目指して行う活動になります。では、「信託」とはどういった意味になるのでしょうか。この「信託」という言葉は「信じて託する」という意味を持っています。つまり、誰かを信じてお願いするという意味です。この「信託」に「投資」を合わせると、「投資というお金を増やす活動を信頼できるだれかにお願いする」という意味になります。この信頼できる専門家というのがファンドマネージャーという人になります。

投資信託には4つのメリットがあります。

投資信託には4つのメリットがあります。

1つ目がお金が少ししかなくても少額からの投資が可能であるということ、2つ目は分散投資が可能になるということ、3つ目はファンドマネージャーという投資のプロに運用を委託できるということ、4つ目はその投資をする商品を幅広いラインナップから選ぶことができるということです。

まず、1つ目のメリットです。通常株式投資などであれば、最低でも20万円程度の資金が必要になる場合があります。しかし、投資信託の場合、参加者からお金を集めてそのお金でファンドマネージャーが株や債券などを買う形になるので、その出資金額は1万円程度からでも可能となっています。

また、2つ目の分散投資が可能になるというメリットです。こちらは例えば日本株を自分で購入する場合は20万円という金額を1つの株に投入することになります。したがって、その購入した会社が順調に成長してくれればこちらも大きく利益を上げることが出来ます。しかし、その株式を買った会社の業績が悪くなるとこちらも大きな損失を被る可能性があります。このように普通の株式投資では大きな損失を被る可能性もあります。

そして、3つ目のファンドマネージャーというプロに運用を依頼できるというメリットです。これは特に解説はいらないでしょう。素人が運用するよりもその道のプロに運用を任せた方が儲かる可能性が高いというのは自明の理です。また、最後は投資する商品を幅広いラインナップから選ぶことが出来るというものです。例えば、個別の株を購入する場合には中国が今後発展しそうだと考えて投資をしようと考えても実際には非常に難しいものがあります。なぜなら、中国のこの会社の株を買うといったような買い方を自分で調査して行わなければならないからです。しかし、投資信託であれば、中国の株を中心に運用しているファンドのファンドマネージャーに依頼すれば、中国への投資も行うことが可能になります。

投資信託のデメリットは手数料

では、投資信託のデメリットとは何でしょうか?デメリットとして、一番大きいものはファンドマネージャーという専門家に依頼するために高いコストがかかるという点です。投資信託を購入する際のコストには販売手数料・信託報酬・解約手数料の3つが存在します。販売手数料というのは投資信託の購入時にかかってくるコストになります。購入した年に限ってこの金額がかかってきます。大体購入した金額の3パーセント程度になると言われています。

また、信託報酬というものもあります。信託報酬というのはその投資信託の保有期間と保有額によって変わってくる手数料になります。しかし、こちらの信託報酬は投資信託を保有している限り継続して一定の割合でかかってくる手数料になります。この信託報酬の手数料は大体1パーセント程度であると言われています。

そして、最後が解約手数料です。この手数料は投資信託を解約する際に支払う必要がある手数料になります。しかし、この解約手数料は長期にわたって投資信託を保有していた場合にはかからなくなるケースもあります。

投資するなら投資信託よりも株がおすすめ

上記の文章では投資信託についてさまざまなメリットとデメリットがあることについて触れてきました。このような事実を抑えたうえで結論としては投資信託よりも株式での運用をおすすめします。

その理由はなぜかというと投資信託の最大のメリットであるファンドマネージャーという専門家に任せることが出来るというメリットについて、その効果のほどが疑問視されるというデータがあるからです。例えば、投資の方法にはインデックスファンドというファンドに投資するという方法があります。インデックスファンドとはそれこそ日経平均株価といったような指数に連動して動く指標になっています。

このような指標に連動して動くインデックスファンドに投資するだけのインデックス投資という方法については素人でも手軽にできる方法として人気を集めています。実はファンドマネージャーの成績は5年、10年のスパンで見ると、このインデックス投資の成績とほとんど変わらないかそれよりも運用成績が悪くなるというデータがあります。このあたりが株式の難しいところで専門家に頼んだからといって効果的な結果が出るとは限りません。それを考えるとわざわざ高い報酬を払って投資信託を依頼する価値はないと考えられます。したがって、投資信託よりも株で運用することをおすすめします。

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